七五三、一体何をしたらいいの?にお答えします。

初めての七五三、一体何したらいいの?というお悩みにお答えします。

秋です。もうすぐ可愛い我が子の一大イベントがやってきますね。

そう!!七・五・三☆

家事・育児・お仕事だけだと思いますが、あどなく可愛らしいこの時期は今だけのもの、家族の思い出が彩り豊かな1ページになるよう、もう一度おさらいしておきましょう。

今回の記事のテーマ

です。

七五三とはそもそもどんな行事なの??

子どもの成長を祝う日、子どもが主役の家庭行事です。

昔は、乳幼児の死亡率も高かったため、7歳までは神の子と言われていたんですね。

確かに、お腹に宿った時から、出産、小さな赤ちゃんがすごい勢いで成長していく姿は神がかっていると思わずにいられません。

健やかに成長してくれていることを、神様に感謝し、これからの成長と長寿の願いをこめて神社で御祈祷します。

七五三、よくある疑問にQ&Aでお答えします

Q.何歳でするの?

A.昔は数え年が多かったですが、今は満年齢も多いようです。

3歳(主に女の子、男の子が行うこともある)
5歳(男の子)
7歳(女の子)です。

Q.何日にするの?

A.11月15日ですが、現在では10月〜11月の都合の良い日に行うことが多いです。

今年もまだまだ気の抜けない日々が続いていますので、”三密回避”を検討しながら、お日にち設定するのも良いかと思います。

Q.何するの?

A.子どもの成長を祝う日、神社参拝。

Q.神社への謝礼は?

A.神社にもよりますが、一般的には5千円〜1万円。紅白リボンの熨斗袋に表書きは「初穂料」、「御初穂料」or「御玉串料」、下に子どもの名前、年齢を記入する地域もある。

Q.何着るの?

A.3歳は、晴れ着に「被布」(ベストのようなもの)か、「帯、帯揚げ、帯締め、しごき、箱せこ」でお着物を着ます。お宮参りのお祝い着転用も多いですね。

5歳は、羽二重の五つ紋付熨斗目模様、また色紋付の長着、揃いの羽織、袴です。

7歳は、四つ身の着物。帯、帯揚げ、帯締め、しごき、箱せこなど。どれも必ず肩上げや、腰上げが必要です。

Q.両親は何着るの?

A.フォーマルスーツ。

和装の場合は、お父様、紋付羽織・袴。

お母様準礼装用(訪問着や色無地、付け下げ)

七五三をより良く過ごすためのちょっとしたコツ

  • 家族写真など、写真館で撮る場合はお参り前が無難。前撮りも良い。
  • 写真館は、時期的に混雑するので、早めに予約が良い。
  • お母様の美容院なども事前に予約。
  • 足袋や雪駄草履の事前練習
  • 着物は事前に吊るしてシワを伸ばす
  • お着物着るお子様は、洋服のお着替えも持ち歩く
  • ご機嫌とりのお菓子、ストロー付きの飲み物持っておかれると良い
  • 憧れの大きな神社もいいですが、主役はお子様です。疲れやすいので、近くの神社もオススメです。

着付師が語る。年齢別、当日のお子様の様子

3歳の七五三

数え年でするのか、満年齢でするのかにもよりますが、特に3歳のお子様は集中力が持ちません。

我が家の娘は数え年で七五三しましたが、前日まで調子良かったのに、当日は着物を着ないと大騒ぎしておりました。

祖父が機転を利かせて当時大好きだったアンパンマンを切り抜き、着物にテープで仮止めして機嫌をとって着せました。

家族写真の襟元には、ちらっと切り抜いたアンパンマンが顔を出していますが、主役は涙顔、笑。草履は履かないと主張し、アンパンマンのお気に入りの靴で参拝しました。てんやわんやの七五三でしたが、良い想い出です。

翌年にも着物を着せましたが、日本髪を結わせてくれたり、カメラを向けたらポーズを取ってくれたり、1年でこんなに成長するのかと驚きました。

初めてのお子様で早生まれであれば、性格にもよりますが満年齢で七五三をおすすめします。

3歳の被布タイプは簡単なので着付け経験のないお母様でも出来るかな…と思います。

5歳の七五三

5歳の男の子のお支度をさせていただいて感じるのが、やっぱりわんぱくです。

ネットのレンタルで借りたママさんが、簡単だと書いていたので自分でやってみますと言われましたが、やはり難しかったようで、急遽お着付けさせていただいたことがあります。

そして、着付けが終わって5分で寝転んで遊んで、ママ焦っていました(笑)わんぱくです。

袴が届いてから、お子様が練習に付き合ってくれる性格かどうか…すこし考慮されると良いかなと思います。

前日練習台になって、当日お子様が嫌になる…ということも予測されますので、袴はなるべく着付け経験のある方に頼まれるのが無難かと思います。

もう一点。最近のレンタルでは、セットの中にサスペンダーがついていることが多いですが、こちらは優れものですね。

どうしても現代では腰を締め慣れてないお子様が多いです。きつく結んでいなくても、きついと感じてしまうこともあります。

これ以上ゆるく締めると袴が落ちるだろうなというときにもサスペンダーがあれば安心ですね。

昔パパが来た袴を着る予定の方は、サスペンダーをご用意しておかれることをお勧めします。

7歳の七五三

7歳のお嬢様は、随分お姉さんになって、お澄ましした姿を見せてくれることでしょう。

次の振袖は20歳の時になる方も大半です。

沢山お写真撮ってくださいね。

我が家は、7歳の時に家族みんなで着物を着て写真を撮りました。

今も写真を飾っていますが、とても良い思い出になっています。

子どもが家族みんなで着物を着たことをとても喜んでいました。

そして、男性は面倒なのかな…と心配していましたが、実は夫も喜んでいました。

お友達のパパも直前に着物を着るというサプライズ企画をしていましたが、後でとても楽しかったと喜んでくれていたそうです。

3歳や5歳だと抱っこ攻撃があるかもしれませんが、7歳だともう立派なおしゃまなお姉さんです。

家族みんなでお着物で七五三、この機会にいかがでしょうか??

家族で楽しくお子様の成長をお祝いできる日となりますように…。

【七五三】女の子の参考ヘアスタイル集

七五三ブログ一覧はこちら

着物レンタルはこちら(キッズもあります)

☆★LINE公式からもご予約いただけるようになりました(和泉市周辺)★☆


LINE公式アカウントの“エダー”で検索していただければ出てきます。

LINE公式では、七五三やその他、着物に関する疑問なども受け付けています。

あ、予約するつもりない方でも大丈夫ですよ🙆‍♀️

ひと昔前は、おばあちゃんに聞いたら教えてくれてた着物のイロハ。

時代は変わって、おばあちゃんも分からなくて、ひいおばあちゃん登場‼︎することも少なくありません。

ということで、皆さまのおばあちゃんの代わりに、着物にまつわるどうしたらいいの?という疑問質問にお答えします。

ホームページなどで聞かれると、世間一般的にはこれが相応しい…という答え方しちゃいますが、個別のご相談になるので、私なら…とか身内なら…っていう観点で、ちょっぴり甘めな回答も付け加えてお答えしていきますね。

(メッセージ上のQ&Aであれば、無料で承ります(^^))

世間はまだまだ窮屈ですが、家族のお祝いは楽しい思い出作りましょうね。